ブログを作ったら、どうやって作り込んでいけばいいの?
と、悩んでませんか?
前回の記事では、
まず、ドメインを契約して、ワードプレスでブログを運営していきましょう!
といった、
「サイト(ブログ)を立ち上げるまでの手順」
という意味での、「サイト(ブログ)の作り方」を紹介してきました。
で、今回は、
ブログはとりあえず立ち上げて形になったけど
「これから、このブログをどうやって作り上げていけばいいのか!?」
という疑問に対する、内容を書いていきます。
なので今回は、より実践的な、
『運営・収益化に関する「ブログの作り方(作り込み方)」の話』になります。
「サイト設計」という段階ですね。
なので、儲かるアフィリエイトブログサイトにする為に、特に重要な内容です。
そういうと何か難しそうに感じるかもしれませんが、実際は、全然シンプルな内容なので、そこは心配しなくても大丈夫ですよ。
さらに、とんでもない勢いでめちゃくちゃわかりやすく説明していくので、是非サクッとチェックしていきましょう。
とりあえずアフィリエイトブログサイトはできたけど、これから先の作り方は?
まず、
「アフィリエイトのブログサイトができた!」となったら、
じゃあ早速、記事のテーマ・タイトルを考えて記事を書いていくぜ!
とか、まあ大体思いますよね?
しかし!
実はまだ、記事を書くには少し早いんですね。
少しというか、正直まだかなりはやいんです。
富士そばでカレーセットが供されるスピードと同じくらい、はやいです。
僕がカレーセット頼むのを最初から予想されてた可能性すらありますからね。
で、
「まだ記事を書くのが早いなら、アフィリエイトブログの作り方としては、次は一体何をすればいいのか!?」
って事で言うと、まずは、
「ブログサイトの、完成予想図」
を、考えていきましょう。
「完成予想図」と言うのは、つまり、
ブログの「コンセプト」や、
「どういう記事を、どれだけ入れていくのか?」
といった、ブログ完成までの計画などを立てていく、という事ですね。
まあ、これがいわゆるサイト設計と言われる部分ですね。
なので、ブログサイトの「設計図」、と言ってもいいんですが、設計図、という程には詳細に作り込むイメージじゃなくて、最初はOKです。
なので、ここは言葉に惑わされず、シンプルに考えて大丈夫。
つまりは、
「ある程度の完成予想図・設計図を作り、ブログサイトに入れる記事の内容や、記事数にあたりをつけていく」
といった作業を最初にしましょう、ってわけですね。
ここでどういう記事を書くか、をある程度決めてから記事の執筆にとりかかる事で、ブログサイトのコンセプトがブレずに、しかも効率的に、記事コンテンツを増やしていく事ができます。
という事で、ではまずは、ブログサイトのコンセプトから決めていきましょう!
ブログサイトのコンセプトの決め方
まず、あなたがアフィリエイトブログを運営する上で
ブログの「テーマ(ジャンル)」を、ある程度絞りますよね。
例えば、
「車」という1テーマに絞ったり
(中古車買い取りのアフィリエイトを掲載)
「美容」「健康」といった、2.3テーマくらいに絞ったり
(化粧品や健康食品のアフィリエイトを掲載)
という事です。
この辺について、
ちょっと内容があやふやで不安だ、とか、初心者は、どういうジャンルを選べばいいの?
という人は、下記の、
で、詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
で、この選んだテーマ・ジャンルによって、当然、あなたのアフィリエイトブログサイトの内容がある程度決定します。
さっきの例だと、「車」のブログだったり、「美容・健康」のブログだったり、という事ですね。
しかし、これらはブログサイトのジャンルであり、コンセプトではありません。
なので、改めて、ブログのコンセプトを決める必要があるわけです。
じゃあ、コンセプトって何なのか?
具体例を出しますね。
テーマ・ジャンル:
中古車
コンセプト:
2年ごとに車を買い替えている車マニアが、主に初めて車を買い替える人に教える、超お得な中古車売却のコツ・裏情報など、中古車関連情報。
実際に売却した車や、その査定額を画像で見せて解説しつつ発信していく。
テーマ・ジャンル:
美容・健康
コンセプト:
美魔女と呼ばれ、30歳の娘といつも姉妹に勘違いされるが実はアトピー肌で悩んできた50代の元美容部員が、主にアラフォー・アラフィフで肌が弱い人向けに情報発信。
敏感肌用コスメによるアンチエイジング、食事による内側からの肌質改善、アトピー肌の自分流改善法、など肌も体も健やかになる情報を、美容部員的なプロ視点で、発信・解説する。
上記の様な事が、コンセプトですね。
まあ、これはもちろんフィクションで、今適当に考えて書いただけなので、書き手の経歴とかは、結構すごいものになってますがw
ただ、実際は、ここまで書き手(あなた)にズバ抜けた特徴・経歴がなくても大丈夫ですよ。
あくまで考え方の方向性として、こういう感じ、という意味です。
で、これを見るとわかると思いますが、コンセプトの内容は、かなり具体的ですよね。
中でも、以下の様な事をコンセプトの中にはしっかり盛り込むべきなんですね。
・誰が
・誰に
・何を
・どうやって
発信するのか?と、いった事ですね。
一つずつ、上記の中古車の例に当てはめていうと、
⇒2年ごとに車を買い替える車マニア
⇒主に初めて車を買い替える人
⇒超お得な中古車売却のコツ・裏情報など、中古車関連情報
⇒実際に売却した車やその査定額を、画像で参考に見せながら解説
と、いった感じですね。
ちなみに、「誰に」の部分は、今は例としてザックリ書いてますが、ここはより細かく設定した方がベターです。
ただ、とりあえず今は、形としてこんな感じ、という事を理解しておいてください。
で、より詳しい、この「誰に」のターゲット部分に関しては、
「アフィリエイトのターゲット設定はどうする?ペルソナって?」
の記事で説明しているので、あわせてチェックしてください。
で、話を戻すと、繰り返しになりますが、
「自分は、そんなに特筆する様な経験などがない!」
と思っても、これは極端な例なのでここまでインパクトがある内容にできなくても大丈夫です。
あと、「どうやって」という事は、正直特に最初は考えるのが難しいと思います。
ただ、大事なところではあるので、自分が記事を作っていけるのが前提ですが、やはり頑張って工夫したものを考えたいところ。
それが、あなたのアフィリエイトブログサイトの独自の切り口になるので。
ただ、この「どうやって」がどうしても難しければ、この中では、他の項目程は超重視しなくてもいいっちゃいいです。最初のうちは。
例えば、
⇒「超わかりやすく解説する」
とかでも、かなり普通だし正直イマイチではありますが、まあ経験として最初のブログならそれでやってみるのも、まあアリかと思います。
ちなみに、なぜこの「わかりやすく解説する」というのがイマイチか?というと、どんなジャンルでも、多くのサイトが基本的にわかりやすく解説してるので、「わかりやすく」という事は当たり前の事だったりするからです。
なので、その場合は
小学生でも2週間である程度話せる様になる程、自作の漫画と絵本を使ってアラビア語を宇宙一わかりやすく解説・教える。
みたいに、特色を出したり徹底した方がベターではありますね。
あと、逆に言うと、もしあなたに、そこまで特徴的な経歴等がない場合は特に、
この「どうやって」の部分を工夫できると、コンセプトでより面白く、他のブログやサイトとも差別化もできる様になります。
例えば、
⇒去年初めて車を買い替えてみた、特にスポーツカー好きの独身男
(特に超詳しいわけでもなく「誰が」の内容は少し弱め)
⇒主に初めて車を買い替える人
⇒お得な中古車売却のコツなど、中古車関連情報
⇒中古車関連なら、どんな質問コメントも可能な限り24時間以内に返信する、超ユーザー密着型のコミュニケーション重視ブログとして発信 (女性からならプライベートな質問もOK)
と、上記はもちろんフィクションで極端な例ですが、
この様に「どうやって」を工夫する事で、他とは差別化されて、アフィリエイトに限らず面白いブログサイトになり得ます。
まとめると、特に基本的な事としては、
「誰が、この記事・ブログサイトを作っているか(なぜ?内容に詳しいのか?)」
「主に誰を対象にして、情報を発信していくのか」
「何の情報を、発信していくのか」
「どうやって発信していくのか」
という事をきちんと設定し、軸をブラさずに、アフィリエイトブログで情報発信するという事ですね。
例えば、中古車に詳しいわけでもないし車の売却経験がないのに、中古車売却ノウハウの記事を執筆していても、あまり信ぴょう性はありませんよね。
ちなみに、これまでの例で「誰が」の部分はそのジャンルに詳しいから情報発信、という設定でしたが、そうでなくても、やり方によってアリですよ。
例えば、
などの内容でも、アリです。
この場合、筆者は美容部員など、特別詳しい人ではないですが読者目線の内容を書き、実況中継的にブログ運営していく事で、内容的にも、読者の感情的な反響を呼びやすくなります。
もちろん、ある程度は知識的な部分も同時に詳しく書いていかなければいけないですが。
といった感じで、まずは、アフィリエイトブログサイトのコンセプト部分を固める事で、それ以降の記事の方向性もある程度決まってくる、という事ですね。
なのでまず順番として、この「コンセプト決め」から、第一に着手していきましょう。
では次は、アフィリエイトブログサイトの完成予想図(設計図)の作り方に関して、説明していきます。
ブログサイトの完成予想図・設計図の作り方
さて、コンセプトができたら、次は、先ほど前述した、
「サイトの完成予想図」
を考えていきましょう。
サイトの「設計図」と言ってもいいんですが、実際、「設計」という程に、ミリ単位で詳細・緻密な物を最初に作りあげないといけない、みたいなニュアンスではないので、現状でのある程度の「完成予想図」、といったイメージでOKです。
それに、これは今後、変更・改良もしていきます。
で、具体的な手順としては↓↓
- カテゴリーを決める
(ジャンルによるけど、カテゴリーは平均4〜8個くらい) - カテゴリーの中に入れるべき記事を決める(現状で完全に全部じゃなくてもOK。追加するべき記事が後から出てくる事は多い。)
- それぞれの記事間で、つなげる内部リンクを決める
- 収益化記事と集客用記事を決めておく
という様な感じですね!
では、順番に見ていきましょう。
ブログサイト内の「カテゴリー」をいくつか決める
まず、サイトの大まかなカテゴリーをいくつか決めます。
例えば、「化粧品のおすすめを評価するブログサイト」なら、カテゴリー構成の一例としては、こんな感じになるでしょう↓↓
・化粧水
・美容液
・クリーム
・乳液
・オールインワン
まあ、これはあくまで一つの例だし、かなりザックリですが、上記の様にカテゴリーを分けることで、そのカテゴリーにどんな記事があるかわかるので、ユーザーにとってブログサイトの利便性が高まります。
ここで注意点は、これのどれにも当てはまらない様な記事があった場合、「その他」などの抽象的な名前のカテゴリー名を作らない事です。
なぜなら、「その他」では、中身の記事が想像できない為、ユーザーの利便性も良くなく、限りなくクリックされにくいのであまり意味がないからです。
なので、できるだけ、中の記事がわかる様なカテゴリー名を考えていきましょう。
カテゴリーの中に入れる記事を決める
では、先ほど作ったカテゴリーにどんな記事を入れていくか、を決めましょう。
例としては、こんな感じですね↓↓
(カテゴリー)化粧水
(記事)●●化粧水を使った感想
(記事)▼▼化粧水を使った感想
(記事)乾燥肌におすすめの化粧水5選
(記事)敏感肌肌におすすめの化粧水5選
(カテゴリー)美容液
(記事)●●美容液を使った感想
(記事)▼▼美容液を使った感想
(記事)乾燥肌におすすめの美容液5選
(記事)敏感肌肌におすすめの美容液5選
(カテゴリー)クリーム
(記事)●●クリームを使った感想
(記事)▼▼クリームを使った感想
(記事)乾燥肌におすすめのクリーム5選
(記事)敏感肌肌におすすめのクリーム5選
(カテゴリー)乳液
(記事)●●乳液を使った感想
(記事)▼▼乳液を使った感想
(記事)乾燥肌におすすめの乳液5選
(記事)敏感肌肌におすすめの乳液5選
(カテゴリー)オールインワン
(記事)●●のオールインワンを使った感想
(記事)▼▼のオールインワンを使った感想
(記事)乾燥肌におすすめのオールインワン5選
(記事)敏感肌肌におすすめのオールインワン5選
といった感じですね。
これはあくまで一例ですが、化粧水のカテゴリーを作って、その中に化粧水関連情報の記事を入れていく、美容液やクリームなどでも同様、といった感じです。
さらに例えば、この例でいうと、化粧水のカテゴリーの中に、さらに「敏感肌用」「乾燥肌用」「脂性肌用」など、さらに小さい階層のカテゴリーを作って分けておくと、よりブログサイトの利便性はアップしますね。
それぞれの記事間で、つなげる内部リンクを決める
そして、内部リンクでつなげられる記事どうしは、どれとどれをつなげる、というのをこの段階で決めておきましょう。
内部リンクは、関連情報であればユーザーがブログ内を回遊するのにとても役立つし、それによって、SEO上有効になってきます。
ただ、記事内容や内部リンクもそうですがこの段階で、全部を完全に決めなくても大丈夫です。
今後記事を書き進めていく上で、これも足した方がいいな、という内容や、変更点などもたくさん出てくるので、その都度、この完成予想図を更新していきましょう。
収益化記事と集客用記事を使いわける
まず収益化記事と言うのは、アフィリエイトで広告を掲載する事で、その記事内で特にCV(=成約・獲得)が見込めるであろう記事の事です。
例えば、
などの記事ですね。
上記には、もちろんそれぞれ、●●化粧品の5種類や、●●サービスのそれぞれにアフィリエイト広告を貼ります。
ユーザーの検索意図としては、「すぐにその商品を試してみたい!」というニーズも多い検索キーワードなので、獲得につながりやすいわけですね。
対して、「集客用記事」は、その記事自体では、アフィリエイトの獲得を見込めなくても、内部リンクで、収益化記事に導線を設けておく記事のことです。
例えば、
という記事を書き、乾燥肌に良い●●化粧品のおすすめ記事や、●●送金サービスを実際に使ってみて便利だった、という内容で、「収益化記事」に内部リンクを設置しておき、ユーザーをブログ内で誘導します。
こうした「集客用記事」を増やしていく事で、この記事自体では、アフィリエイトの獲得にはあまりつながらなくても、アクセスが増えてブログとしても育ちます。
さらに、その記事内から、ブログサイト内の収益化記事に誘導する事で、アフィリエイトで獲得できる件数も増える、というわけですね。
といった感じで、アフィリエイトブログサイトの設計・作り方に関して、ザッと説明してきました。
これはかなり基本の内容ですが、アフィリエイトのブログサイトの売上を作っていく上で、とても重要な部分です。
なので、この記事を参考にしてよく検討しつつ、早速、自身のブログサイトのコンセプトや完成予想図・設計図を作り始めてみましょう!