ブログの記事タイトル、どうやってつけたらいいの??
なんて、迷ってませんか?
ブログを始めて、記事を書こう!と思うと、まず最初につまづくのが、この記事タイトルのつけ方ですよね。
僕も、ブログを始めて最初の頃はここはめっちゃ悩みました。
あまりに悩みすぎて、ワンカップ片手に公園のベンチでひたすら記事タイトル候補を連呼しまくって職質される寸前だった様な気もしますからね。
しかし、現在はもう5年以上いろんなブログを運営していて、
「どうやったら、検索結果でクリックされやすい、読まれやすいタイトルをつけられるか」
という事は、めちゃくちゃ研究してきましたんですね。
その結果、今は読まれる記事タイトルのつけ方や、文字数はどのくらいが良いのか?という事は、もうバッチリとノウハウとして溜まっています。
あれからは職質も受けてませんからね。確か。
そんなわけで今回、このブログ記事のタイトルのつけ方について、これまでの経験から得たやり方を、ズバっと公開していきますよ!
ブログ記事タイトルのつけ方のポイント
ブログの記事タイトルは、記事の「顔」となる部分であり、ここがブレていると、記事内容もブレブレになってしまう超大事なポイントです。
記事を書く上で、まず最初の関門と言ってもいいですね。
なので、タイトルと内容の趣旨がちゃんと合致しているか?など含めしっかり考えていきましょう。
で、この「ブログの記事タイトルのつけ方のポイント」をあげると、主に以下の3点ですね。
- 基本は「1記事1テーマ」のタイトルにする
※ただし例外あり - 文字数は、できれば31文字以内に抑えたいが、それよりも文言のクオリティを重視する。
- 中身を読みたくなるキャッチーな記事タイトル・文言を工夫にする
それぞれ見ていきましょう。
基本は1記事1テーマのタイトルにする(例外あり)
これはどういう事かというと、極端な話、
「大型バスとダンプと救助用クレーン車の運転のコツを解説!」
みたいに、色んな話題が、もんじゃの様にごちゃ混ぜになった記事のタイトルにはしない様にって事ですね。
どんだけ大型車両が好きな著者なのかって話ですが。
なので、こう行った場合は、以下の様に、3タイトル、つまり3記事に分けましょう、って話ですね↓↓
- 大型バスの運転のコツを解説
- タンプの運転のコツを解説
- 救助用クレーン車の運転のコツを解説
なぜなら、これらに乗る人って、それぞれ仕事・職業が違う、いわば「需要が違う」はずですよね。
つまり、バスの運転手さんは、ダンプや救助用クレーン車には特に仕事で乗らないだろうから、その他の車の運転のコツなんて別に知りたいと思ってないわけです。
他の2つの車のケースも、同様に同じですね。
なので、
「1記事の中で、その3つの車の運転のコツを全部知りたい」
っていう、大型車両がもんじゃよりも好きすぎて、もう全部知りたい!欲張りたい!みたいなニーズはまずないから、ですね。
なので、ニーズを整理して別記事にわけていく事で、結果的に、ブログのユーザビリティ(ユーザーにとっての利便性)が高まります。
その結果、ブログのSEOにも良い影響を与えていくわけですね。
ただし!
実は、これには例外があるんです。
1記事1テーマ以外でもOKな、例外とは?
その例外とは、例えば、
「水虫薬の●●の効果は?値段は?どこで買えるの?」
みたいな記事タイトルの書き方、見た事ありませんか?
これは、前述したセオリーからいくと、「効果」「値段」「どこで買えるか」が、餅チーズベーコンの様に1記事にごっちゃになって入ってるので、良くない、という事になります。
なので、ここまでの話で言うと、以下の3種類の記事・タイトルに分けられるべき、となりますよね?
- 「水虫薬●●の効果」
- 「水虫薬●●の値段」
- 「水虫薬●●はどこで買えるのか」
なぜなら、内容はごちゃ混ぜにせず、需要に応じて、それぞれ3つの記事・タイトルに分けていきましょう、という理屈だったからです。
しかし!
もしあなたが、水虫を患っていて「●●という水虫薬」の事を気になって調べていたとしましょう。
その際に、これら3つ(効果・値段・どこで買えるか)を、全部、それぞれ違う記事で読みたいと思いますかね?
多分そんなの、めっちゃめんどくさいですよねw
そんな事してたら、もう水虫がかゆくなりすぎて我慢できず、駅前で土一揆を巻き起こす人も出てくるはずです。
だって、「値段」なんてそれを1記事にしたところで
「1980円(税別)!!」
の一言で、益荒男の様に漢らしい本文で完結する恐れもありますからね。
それはそれで、潔くて良いかもしれませんが。
それらは、分けるというよりも、1記事にまとめておいてくれた方が、読むのも楽なはずです。
なので、こういった
「1つのものに対して、同時に知った方が便利であろう、複数の内容をまとめる場合」
に関しては、このまとめたタイトルでもアリだと僕は経験上考えています。
反面、さっきの大型車両の例では、読者は同時に複数の事を知る必要がないから、記事・タイトルをそれぞれ3つに分けたわけです。
ただし、こういった複数の内容が1タイトルに混在しているものは、SEOでは少し不利な傾向にはなり得ます。
例えば、このセオリーからいくと、「効果」だけをとことん掘り下げて書いてる別ブログの1記事があれば、SEO的に、その別ブログ記事よりも不利になる事にはなり得ます。
なぜなら、効果・値段・どこで買えるか、などキーワードが混在している事で、それぞれのキーワードの濃度が分散し、SEOの力も分散しているからですね。
ただそうは言っても、上記の様に3種類のキーワードが1記事のタイトルに詰め込んであっても、内容が良い記事であり、ユーザビリティが高いものであれば、SEOで上位表示する事は普通にあります。
なので、ブログ記事のタイトルのつけ方というのは、
「ユーザーにとって、便利な構成になっているのか?記事を分けた方がいいのか?」
など、まず考える事が大事、という事ですね。
タイトル文字数は31文字以内に抑えたいが、それより文言のクオリティ重視
次に、記事タイトルがあまり長いと、検索結果での表示において、末尾が「・・・」と表示されて省略されてしまうんですね。
で、
あまり長いと「・・・」表記に省略される、というのは、何文字くらいからなのか??という事をいうと、
ズバリ「32文字」を超えると、末尾が「・・・」になります。
例えば、
このタイトルは34文字ですが、これをグーグルの検索結果で見ると、以下の様になる、という感じ。
↓↓↓
と、32文字より先が途中で途切れてしまってます。
まあ、このくらいならまだ意味はわかるんで良い方ですが。
この例だと、何やらめっちゃ勢いあるタイトルに反して、最後に「・・・」となって、言い終わる前に黙り込んじゃった、みたいになってますよね。
もしかしたら、言い終わる前に逆に著者がラスボスの大魔王に瞬殺されて、「へんじがない。ただのしかばねのようだ。」の状態になってんのか?とも考えられますね。
あと、32文字ピッタリで、タイトルが全部収まっていても、最後に「・・・」とつくケースもあり、これもなんか歯切れが悪いですね。
ただ、これらの事はグーグルのさじ加減で、サイト・ブログごとにばらつきがあり、34文字とかでも全部表示されている例もありますが。。
なのでとりあえず、クリック率にも影響する事もあり、まず32文字以上は避けて、なるべく31文字以内にしときましょう、って事ですね。
あと、これはあくまでPCの表示結果の事なので、スマホの場合だと、40文字程度までは途切れず表示OKではあります。
そして!
「ブログの記事タイトルの文字数は31文字以内が理想」という理由は、実は他にもあるんです。
ブログの記事タイトルを31文字以内にしたいもう一つの理由は?
ブログの記事タイトルは31文字以内が良い、もう一つの理由としては、
「タイトルの見やすさ、読者の頭に入りやすさ」
を、より重視したいから、ですね。
というのも、ここまで散々、文字数文字数、と言ってきましたが、
それよりも何よりも、
「ブログ記事には、クリックしたくなる様なタイトルをつける事」
が、一番めちゃくちゃ大事です。
というのも、検索結果には、あなたのブログ以外にもたくさんのブログのタイトルが、ズラーっと並びますよね。
なので少しでも、ユーザーの目を引く、クリックしたくなる、というタイトルをつける必要があるわけですね。
その為には、
「簡潔でわかりやすい中に、クリックしたくなる様なキャッチーなワード・表現を入れる」
という様な事が重要です。
まあ、もちろんここは、人それぞれ考え方が別れる部分でもあります。
なので、違う意見の人もいると思いますが、個人的にはこの面でも、31文字以内という目安にしておくと、結果的にコンパクトにまとまった見やすいタイトルが出来上がる事が多いです。
むしろ、僕の場合のブログの記事タイトルのつけ方としては、基本的に30文字未満を目安にしてるので、30文字を超える事もほぼないですね。
例えば、
- 「●●水族館の土日はどれだけ人が混雑しているのか?実際に行ってみた」
(32文字) - 「●●水族館の土日は超混雑?実際行ってみた【画像アリ】」
(26文字)
上記2つのタイトルは、内容は同じ事を言ってますよね。
で、どちらの方がより見やすく、タイトルとしてスッと頭に入りやすいか?、と言うと、短めにまとまっている、下の方じゃないかと思います。
さらに、この記事は「●●水族館の土日の混雑状況を知りたい」というユーザーを対象にしていますよね。
そういったユーザーは、文章だけではイメージが湧きにくい事もあるので、「どんだけの混みっぷりなのか?」というのを、できれば画像や映像でも見たいはずだと思います。
なので、【画像アリ】という事を記事タイトルに入れる事によって、ユーザーの求めるものと合致して、このタイトルのクリック率は、より高くなるでしょう。
逆に、上の方は文言に無駄が多い印象ですね。
こうした無駄を削ぎ落としていくのも、記事タイトルをつける時に大事なポイントになります。
ただし、とにかく短ければ良い、というわけではないし、他の要素も大事ですよ。
ただ、無駄がある長めなタイトルよりも、要点をシンプルに頭に入りやすくまとめて、さらにクリックされやすいワードを入れる方が、基本的にはベターです。
結果、ユーザーの頭の中で、タイトルから瞬時に内容を予想・判断できるので、そのタイトルはクリックされやすくなります。
その結果、ブログのSEO的にも有効になってくるわけですね。検索結果でクリック率が高いというのは、上位表示の条件の一つなので。
ただ、これはあくまで大体の傾向の話で、記事タイトル付けは、言葉の選び方など感覚的な部分もかなり大きいです。
なのでこれはその人の感性・テクニックにもよってくるので、絶対的な正解はない領域ですね。
例えば、逆にあえて40文字などの長い記事タイトルを書く事で、クリックを誘発させる様な形ができるなら、それもアリだと思います。
ただ、そこまで長いと、最初の話の通り、検索結果が「・・・」と途切れてしまうのでやはり簡単ではないし、メリットになる事はあまり多くはないと思いますが。
なので、まとめると、
文字数31文字以内にする理由まとめ
- 記事タイトルが検索結果上で「・・・」と途切れるのを防ぐ為
- 短めにすることで、よりシンプルに内容を頭に入りやすくする為
という事が大事ですね。
中身を読みたくなるキャッチーな記事タイトルにするには?
ブログの記事タイトルのつけ方のポイントとしては、最後の点ですね。
ここでは、記事タイトルのつけ方における、より実践的な事を書いていきます。
「中身を読みたくなる様な、キャッチーな記事タイトルにする」
という事ですが、具体的には、どうすればいいのか?
これは、いくつかのテクニックがありますが、まず、下記を見てみましょう。
- 「●●クリームの効果説明」
- 「●●クリームの効果は?実際に使ってみた」
- 「●●クリームの効果は?3ヶ月間使ってみた」
この中で、あなたが●●クリームの情報を探しているとして、直感的に、どれが一番読みたい、クリックしたい、と思いますか?
おそらく、3番目の記事タイトルではないでしょうか。
1番目の記事タイトルに関しては、ほとんど興味を持てないかもしれないですね。なんというか、事務的なレポートのタイトルの様で、とても機械的な印象です。
2番目もまあ悪くない気もしますが、もう一歩足りない感じ。
というのも、この3つは、下に行くほど、内容が具体的になっているんですね。
ただ「使ってみた」よりも、「3ヶ月間使ってみた」と、数字も交えてよりイメージが湧きやすい様に、具体的に表現しています。
この結果、ユーザーは
「3ヶ月も使ったなら、色んな事がわかってるに違いない。この記事を読んでみよう」
と、直感的に感じて、クリックするわけです。
この、「直感的に」感じる、という事が重要ですよ。
読者が、一瞬ちょっと頭で考えてから内容がイメージできる様では、良いタイトルとは言えません。
なので、
「シンプルで直感的にわかりやすくありつつ、具体的に表現する」
という事は、ブログの記事タイトルの一番のネックなので、是非覚えておきましょう。
その為の細かいテクニックとして
「記事タイトルに、『数字』を入れる」
というのが、「具体的な印象」を与える手法として、かなり有効になってくるので、これも覚えておきましょう。
煽りのテクニック
また、テクニックとしては、「煽る」という事も有効です。
例えば、
- 「●●軟膏の効果は?一瞬で痒みが治まるって本当?試してみた」
- 「●●軟膏の効果は?副作用はやばいの?試してみた」
などですね。
上の記事タイトルが、ポジティブな煽りで
下の記事タイトルが、ネガティブな煽りです。
上の方は、
「すぐ痒みが治まる」という、痒くて悩んでいる人にはドンピシャな効果を訴求して、「それは本当か!?」という形で煽っています。
この軟膏の効果を知りたい人からしたら
「効果は本当なのか!?試してみた」と言われれば、やはり読みたくなりますよね。
逆に、下の方は、効果はともかく、
「副作用がやばいって話もあるよ」という事をほのめかしておいて、「試してみた」と結んでいます。
この事で、この商品を検討してるユーザーとしては、
「え、副作用やばいの?気になる!」となって、クリックするわけです。
ただ、実際には、
「ほんのささいな程度の副作用は、人によってあるものの、やばい事は全くなくて、しっかり治ったし全然大丈夫だったよ」
という記事内容になっても、別にいいわけですね。
これらが、「文言で煽ってクリックさせやすくする」というテクニックです。
ただ、ネガティブな煽りなどの訴求は、個人的にはあまりおすすめはしません。
ユーザーが求めているというか予想していたコンテンツと、違う内容になりがちなので、なんか騙された感を感じさせてしまい離脱率も高くなる事は結構あるので。
あと、アフィリエイトの商品紹介などでは、広告主からネガティブな煽りは禁止されている事もあるので、そこは注意しましょう。
記事タイトルの見た目の印象・バランスも大事
あとは、テクニック的な事でいうと
「意味合いなどだけでなく、記事タイトルの見た目の印象も重視」した方がいいです。
例えば、
- 「大相撲国技館座席の簡単予約方法解説」
- 「大相撲・国技館の座席予約どうやる?簡単だった方法は!」
という2つの例ですね。
この2つは、だいたい同じ事を言ってて、下の方が長くはありますが、それでも、下の方がとっつきやすいし読みやすそうな印象がありませんか?
上の方だと、漢字が多く連続して、パッと見で読みにくい上に、本当に事務的・業務的な内容のみ、という感じで、文言から感情を感じにくいですよね。
なんというか、かなり機械的な印象です。
下の例だと、少し長くはなっていますが、ひらがなと漢字、また、記号や問いかけなども混ざっていますよね。
この事で、全体的に読みやすく、またとっつきやすく、書き手の人間味・感情もどこか感じられると思います。
この例は、タイトル文字数がとにかく短ければ良いというわけではない、代表的な例ですね。
こうした、記事タイトルの「内容」「文字数」だけでなく、「見映え」や「与える印象」も、検索結果の中からクリックされるには、とても大事になってきます。
なので、漢字ばかり羅列した様な明らかに読みにくい、堅そう、などの印象になっていないか、は要チェックですね。
少しでも見やすく、読みやすく、シンプルに頭に入りやすくする事で、クリックされやすいタイトルにしていきましょう。
これはコピーライティング的なスキルでもあるので、良いタイトルが作れる様になるには、少し慣れも必要ですが、意識してタイトルを作っていけば、必ず良くなっていきますよ。
ということで、最後におさらい的にまとめると、以下の様になります↓↓
ブログの記事タイトルのつけ方のポイント3つ
- 基本は「1記事1テーマ」のタイトルにする
※ただし例外あり - 文字数は、できれば31文字以内に抑えたいが、それよりも文言のクオリティを重視する。
- 中身を読みたくなるキャッチーな記事タイトル・文言を工夫にする
という感じで、ブログの記事タイトルのつけ方として、経験から得てきたやり方を一気に公開してきました。
やり方がなんとなくわかってきたら、早速自分でもブログでタイトル・記事を作ってみましょう。
まあ、実際に記事を書く過程で作るのが一番感覚もつかめていいですが、キーワードさえ何かを仮定すれば、記事タイトルは練習としていくらでも作れますからね。
良い記事を書くのはもちろんですが、しっかりポイントを押さえて、記事タイトルもバッチリ読まれやすく良いものを作っていきましょう!
なお、この続きの別記事として、「ブログ記事の書き方」の方も、ぜひ併せてチェックしてみてください。